私たちの理念・ごあいさつ

医療人にとって最も重要なことは、
人間に対する限りない愛情と患者に対するつきない真心です。

医療法人同友会は、1967年(昭和42年)に地域医療の担い手として主に急性期医療を行ってまいりましたが、時代の流れと共に当院がある生野区の人口減少と高齢化が進み、私たち医療法人同友会に求められる使命も変化してまいりました。

その使命とは、急性期の患者さまだけでなく、回復期、慢性期、在宅復帰に至るまで、切れ目のない医療と介護の連携によって地域のみなさまの安心な暮らしを守り続けることです。そのためには、医療機関としての病院機能だけでなく、介護老人保健施設、老人ホーム、訪問看護、ケアプランセンターなどの機能が必要となるため、私たちは同友会グループとして、それぞれを連携させて地域包括ケアシステムの構築を推進しています

私たちの心の拠りどころとなっているのは、人に対する限りない愛情と患者に対するつきない真心です。同友会グループの職員ひとり一人がこのことをマインドとして認識し、日々全力で職務を全うしています。

わが国で新型コロナウイルス感染症患者が確認されてから、3年目に入りました。コロナ禍を経験して、これからどのような社会を創るべきなのか、私たちは歴史的な選択を迫られています。感染症そのものは人を選びませんが、その影響を最も強く受けたのは、高齢者の方々および基礎疾患のある方々です。そのような方々を多く受け入れさせていただいている私たち同友会グループは、細心の感染症対策と柔軟な受け入れ態勢、職員への徹底した教育訓練を真摯に行うことによって、今後も人の命を脅かすコロナ禍と闘ってまいります。